Googleの検索エンジンロジックの変更から考える集客の本質

SEOやらウェブ制作の業界周辺でここのところ話題になっているのが、4月21日に実施する、とGoogle自ら公言している、検索エンジンのロジック変更。

検索結果をもっとモバイル フレンドリーに (Google公式ウェブマスターブログ)
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html


既にウェブサイト自体をレスポンシブ化しているところについては、改めて胸を撫で下ろしているが、そうではないところは非常にわたわたしているような状況、といったところでしょうか。


まぁただレスポンシブ化、もしくはスマホ専用ページ生成機能があればよい、ということでもないような気がするのですが、そこは本題ではないので、割愛します。



で、本題として大きく掲げた、「集客の本質」


今回のGoogle検索エンジンのロジック変更はそこを踏まえて考えると、将来的なところも含め、意図が見えてくるように思います。



ウェブサイトというメディアが出てきてから20年ちょっと。その間に集客の方法は直接流入検索エンジン経由、メディア・SNS経由、などなど、時々のテクノロジーや時流の変化に伴い、進化してきました。


トラフィックの量自体についても、大きく変わり、デバイスも小さなブラウン管モニター搭載のPCから気づけば、片手に収まるスマートフォンが利用できるようになるなど、
取り巻く環境は大きく変わってきています。そうした状況を振り返るに、今後も環境は大きく変わっていくし、集客の方法も変わっていく、その流れは普遍の真理なのではないでしょうか。


要するに、


環境の変化に適応できたものだけが勝者である、


という生物論と同じことが言える、と思うのです。


人間はどうしてもその構造上、過去の体験に基づいた判断をしがちで、それは生理的に仕方ないことでもあるし、やむをえないこと。
だからこそ、その前提に立って、もう少し大きな視野で時に考えてみる、そうした思考の訓練というか、切り替えを意識的にやっていく、ということが本質ではないか、と思うのです。


そして、そうした外部の変化に適応するためにも、


ちゃんとした「内部」を作り上げること。


「内部」とはすなわち、会社の場合は製品・サービスであり、そもそものその製品・サービスを提供することの根底にある、提供する価値、を磨き上げる、ということ。


自社の理念やビジョンと製品・サービスの間にひとつの太い芯を通していく、ということかもしれません。そして、そうしたことから見えてくる自身の価値をしっかりと、適切な表現方法でウェブサイトに掲載し、適切な方法で伝達をしていく。


それこそが集客の本質ではないか、と思うのです。



Googleの理念というところから思った考察でした。



P.S.
とまぁ偉そうなことを言ってますが、
実行していくのはホント、難しいですよね。。