同居人からのシェアを受けて思うたこと

せっかく情報発信を続けていても、その情報発信がブランド構築の役に立たないこともある。そんなことを思わされた、我が家での出来事をご紹介。


SEO Japanと言えば、ウェブ業界で多少なりとも情報収集をしている人であれば知られた存在のウェブメディア。冠名の「SEO」にとどまらず、ウェブマーケ周辺からプロモーション、スタートアップまでさまざまな情報を発信しており、はてブでの人気記事にあがることも多い。


そんなSEO Japanの記事を同居人からシェアを受けた。


SEOを制する究極のリンク構築ガイド全12章
http://www.seojapan.com/blog/ultimate-link-building



僕にシェアをすることはそんなに多くないのだが、シェアしたい、と思ったほど、この記事の内容に強く共感したらしい。


そこから会話を広げてみると、どうやら同居人は特にSEOに興味があるわけではなく、ウェブ業界全般の情報についてFeedlyというアプリケーションを利用して収集し、日々インプットをしており、そうした中でこのページを見つけたようだ。


Feedlyで情報収集をしていることは知っていたが、SEO Japanも登録していることは知らなかった。まぁ自分以外のFeedの内容を見ることなどまずないと思うので当たり前といえば当たり前だ。


そんな同居人に、SEO Japanってどこの会社が運営しているか、聞いてみた。


「ん?SEO Japanって会社じゃないの??なんでそんなこと聞くの??」


思わず声を上げて驚いてしまった。
そして、なぜそう思ったのか、聞いてみた。



「だって、左上にロゴあるじゃん?SEO Japanという会社がブログサービスやってるって思ってた。」


そこから質問を重ね、同居人の思考プロセスを探ってみて、その理由が明らかになった。
どうやら、日々記事を重ね様々なところで目にする、ブログが有名なあの会社と同じように思えていたらしかった。



そう、LIGである。
http://liginc.co.jp/



グローバルナビゲーションに、「About」としてサービス説明があったのに、気付きもしなかったという。
フッターにロゴもあるけど、目にも入らなかったという。



興味がないものを人はノイズ、もしくはそもそも、情報として取得しない。
よく言われる話だし、認識していたつもりだけれど、
そんな至極当たり前のことを改めて実感させられた瞬間だった。



ちなみに、SEO Japanはアイオイクス株式会社の運営するウェブメディア。
そのことを伝えながら、改めて記事の最後に入っている社名とロゴを見せた。



「あー、このロゴね。ホントだ、アイオイクスだ。」
「◯◯くんが前に働いていたところじゃんw」


プロモーションって本当に難しい。
改めて、そう痛感させられた出来事でした。