【Youtubetリンクあり】DJ SNEAK ADE Edition DJ SET

DJ SNEAK

EDMの世界で有名な「SNAKE」ではなく、DJ SNEAK

90年代から活躍する、「B-Boy」なハウスを生み出すアーティストとして知られる。
その生み出すトラックは非常に特徴があり、骨太のキック、そしてキンキンなハイハット
そしてディスコ系のネタからのサンプルを組み合わせるのが基本スタイル。

活動初期はGlenn UndergroundやGreeen Velbvetなどがリリースしていた「Cajual」や「Relief」などのレーベルからトラックをリリース。その当時、Glennも同じようなディスコサンプル+骨太キックのセットのトラック(I Need GUなど)を出していたのでその辺りの曲を思い浮かべれば雰囲気が掴めるかもしれません。

いわゆる、「シカゴハウス」のアッパーな側面を代表する一人。
そのDJ SNEAKのDJに対する評価は聞く人によって分かれます。方や大絶賛、方や微妙と言ったところ。
それはたぶん、「シカゴハウス」に求めるもイメージの相違だったり「SNEAKの音」に対する好き嫌いがあるのではないでしょうか。
日本にあまり来ない印象があるが、それは日本人のアングラな音好きな人の中であまりこっちのアッパーな音を求める人が少ない、「という状況が影響しているのかもしれませんね。

しかしそのスタイルも最近では少し変わってきているのかもしれない、と感じたのが今回紹介するDJミックス。

前半は過去の印象を大きく変えるぐらい落着き目の音から始まる。
(とは言ってもSNEAKの香りは十分残しているが)

中盤までグイグイとテンションを上げていくものの過去の艶々な印象は影を潜め、適度なアゲ目な音で引っ張っている。これならディープハウスの落着き目の音が好きな人でも「ちょっとテンション高め」な音を聞きたいという時にセレクトできるのではないでしょうか。

収録されたのが2014年、アムステルダムでのものらしいが、2016年時点でも十分に楽しめるミックスとなっています。ぜひ、聞いてみてくださいね。