【Youtubetリンクあり】DJ SNEAK ADE Edition DJ SET

DJ SNEAK

EDMの世界で有名な「SNAKE」ではなく、DJ SNEAK

90年代から活躍する、「B-Boy」なハウスを生み出すアーティストとして知られる。
その生み出すトラックは非常に特徴があり、骨太のキック、そしてキンキンなハイハット
そしてディスコ系のネタからのサンプルを組み合わせるのが基本スタイル。

活動初期はGlenn UndergroundやGreeen Velbvetなどがリリースしていた「Cajual」や「Relief」などのレーベルからトラックをリリース。その当時、Glennも同じようなディスコサンプル+骨太キックのセットのトラック(I Need GUなど)を出していたのでその辺りの曲を思い浮かべれば雰囲気が掴めるかもしれません。

いわゆる、「シカゴハウス」のアッパーな側面を代表する一人。
そのDJ SNEAKのDJに対する評価は聞く人によって分かれます。方や大絶賛、方や微妙と言ったところ。
それはたぶん、「シカゴハウス」に求めるもイメージの相違だったり「SNEAKの音」に対する好き嫌いがあるのではないでしょうか。
日本にあまり来ない印象があるが、それは日本人のアングラな音好きな人の中であまりこっちのアッパーな音を求める人が少ない、「という状況が影響しているのかもしれませんね。

しかしそのスタイルも最近では少し変わってきているのかもしれない、と感じたのが今回紹介するDJミックス。

前半は過去の印象を大きく変えるぐらい落着き目の音から始まる。
(とは言ってもSNEAKの香りは十分残しているが)

中盤までグイグイとテンションを上げていくものの過去の艶々な印象は影を潜め、適度なアゲ目な音で引っ張っている。これならディープハウスの落着き目の音が好きな人でも「ちょっとテンション高め」な音を聞きたいという時にセレクトできるのではないでしょうか。

収録されたのが2014年、アムステルダムでのものらしいが、2016年時点でも十分に楽しめるミックスとなっています。ぜひ、聞いてみてくださいね。

DJミキサー考察 VESTAX R-3 〜購入に至る経緯(1)〜

以前書いた、Vestax PMC-400に関する記事から気づけば2年あまり。その後もいろいろなミキサーを買っては手放し、といういわゆる「ミキサー難民」状態にあったのだが、ようやくその僕にも終息の地がやってきました。

その状況を与えてくれたのが、今回書く「Vestax R-3」との出会いでした。なぜこのミキサーを選んだのか、そしてなにがすごいのか、少し書いてみたいと思います。

このミキサーに至った理由

最初のロータリーミキサーとの出会いはUrei 1620


僕はハウスミュージックをこよなく愛する人間として17年あまり。最初にDJをさせてもらった、青山にかつて存在した老舗箱Loopにて、幸運にもUrei 1620を利用することができました。その当時はあまりその事自体にありがたみは感じていませんでしたが、不思議とよく音が混ざってDJがうまくなったような印象は今でも強烈な記憶として存在しています。そしてそれをきっかけに、「いつかは家にUreiを、、」と思っていくようになったのでした。

そして購入したのはVestax PMC-25

いつかはUREI、と言っても当時学生だった自分にとって数十万円もするUrei 1620は高嶺の花。また、当時はロータリーミキサーとしてVestaxのPMC-46という選択肢もありましたが、これも20万円近くしており、現実的ではありませんでした。結果、自分が狙いを定めたのは同じVestaxのPMC-25という2chのモデル。デフォルト設定は縦フェーダーのものをロータリーに変更できるため、当時渋谷のマルイの最上階にあった、「Vestax To The CORE」というお店で購入し、ロータリーに変更してもらいました。合計で7万円くらい。両chにHi、Mid、Lowのアイソレーターもついており、自宅でセッティングしたあとはアイソレーターをグリングリンする毎日がしばらく続きました。このミキサー、意外と混ざりもよく、このミキサーでつないだミックスを今でも聞くのですが、いい混ざりをしていると感じます。今ではヤフオクで2万円もしないのを見るとちょっぴり切なくなります。ただ、ハウスのロータリーミキサーの入門機としてはいいモノだと思いますので、最初の1台を探している方はこのPMC-25、オススメできます。

いろいろ購入した結果、Vestax R-1に至る


上記のPMC-25からはいろいろとミキサーをとっかえひっかえしました。PioneerのDJ-M600、400を皮切りに、マイナーなところではVestaxのPMC-40なども。(これは混ざらないけど、とにかく音の良さにビックリした印象があります)Pioneerのミキサーは意外と混ざるしエフェクターも使えるので本当にバランス良いけど、音がやっぱり「Pioneerの音」になってしまう感じ。なんというんでしょうかね、Hi、Midあたりが繊細じゃなくなってしまうという感じです。
で、当時自分なりに「いい音」のミキサーが欲しい!ということで探している時にヤフオクで出会ったのがVestaxのR-1 Premiumでした。このミキサーの存在自体は前のPMC-25を購入する際に店頭に飾られていた時から知っていました。しかし、当時の発売金額が確か30万円近く。PMC-46以上に高嶺の花として諦めた記憶があります。
そのR-1がヤフオクに出てた時、その場で購入を決意。アイソレーターにガリがあったこともあり、安く手に入れることができたのも決意を後押ししました。で、家のDJブースに設置して最初のレコードを試聴した時の音の良さには驚きを隠せませんでした。当時のスピーカーはJBLのControl1でしたが、そのレベルのスピーカーでも音の良さが断然と違うこと。Hiの繊細さ、Midのふくよかさ、Lowのパワフルさ、どれをとってもスゴい。聞くところによると、このR-1はHiFiを求める人でアンプ代わりに使う人がいるとのことで、それも納得。正直、Allen&Heathの62も一時期我が家に存在しましたが、音の良さはこのR-1のほうが上のように個人的には感じます。自分の所有した中ではダントツに音の良いミキサーでした。
しかしこのR-1、ハウス・ミュージックをかけるDJにとって大きな難点がありました。それは「混ぜづらい」ということ。OtaiWebさんがこのVestaxの高級ミキサーをまとめた記事があり、そこに以下のような言及がされています。

「2つの曲が同時に流れているのではなく、2曲が1曲になるようなMIXが出来るミキサー

R-2は所有したことないのでわかりませんが、残念ながらこのR-1にはこの言葉はあてはまらない、と個人的には感じています。それは実際に何名かに利用してもらっての感想からも感じました。とにかくシビア。Allen&Heathのミキサーもそうですが、少しビートがずれたらそれが手に取るようにわかってしまう。Urei 1620のように「ごまかし」が効きません。
まぁ裏を返せば丁寧にビートを合わせれば結構音は1本化するんですが、例えば低音が混ざるではなく、重なったりするので、ロングミックスしていく、という時にはちょっとやりづらいとことがあります。
なので、ハウスDJのようなロングミックスをしないDJにとっては音も抜群に良いし、良い選択肢となり得るのかもしれません。ただその場合でもクロスフェーダーがデフォルトでは存在しないので、別途「MCR-1」というユニットを接続する必要があるでしょう。(クロスフェーダー不要であれば必要はありませんが)

僕は最初にUrei 1620を体験してしまったこともあり、「混ざる」ミキサーが欲しかった。なので、このR-1を利用しながらも他のミキサーを引き続き物色し続けることになりました。

【2016年春時点】ビジネスでも使えるスマートウォッチを2万円前後での価格帯で比較


2016年3月21日未明に行われたアップルの発表会。そこではiPhone SEiPad Proの9.7インチモデルのことが中心となり、Apple Watchについてはスポーティなバンドが新しく発表されたのみにとどまりました。しかしその翌日、AppleからApple Watch Sportsについては約6000円の値下げがされるとの追加発表があり、改めてスマートウォッチを購入しようと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、6000円値下げになったからといえ、バンドと合わせると約5万円くらい、なかなかポンと買える価格ではありません。でもスマートウォッチを着けて新しい体験をしてみたい、という方も少なくないはず。(かという自分もその一人です)
ということで、ビジネスパーソンに向けて入門機種となる最適なスマートウォッチはどれか、Amazonでのレビューなどを参考に考察をおこないました。
そこで今回は以下のポイントに絞ってリーズナブルな機種を探ってみることにしてみます。

<抑えておくポイント>

  • ・価格が手に取りやすい(ベルト込2万円以内)
  • ・デザインがダサくない
  • ・デジタルとの密接度を高めてくれる
  • iPhoneAndroid双方で動作する


上記視点で現時点(2016年3月中旬)でピックアップできた機種は以下の通りです。
ぜひ、購入の参考にしてみてください。

  1. RIVERSONG スマートウォッチ
  2. Pebble Smartwatch Black
  3. ASUSTek ZenWatch 2
  4. Moto 360 Watch
  5. Sony SmartWatch 3 SWR50
  6. Haier Watch V1


1)RIVERSONG スマートウォッチ

まずは最安の価格帯でまずまず使えそうな一本をピックアップしてみました。

スマートフォン周辺機器を探すとき、その多くはウェブサイトすらも見つからない、名もないメーカーだったりする。この「RIVERSONG」もそんな名もなきメーカーのひとつ。Amazonのみで販売をおこなっているよう。販売者名には「RIVERSONG JAPAN」とあるが、発送などは中国からのようでおそらく製造元も中国なのだろうと推察できます。Amazon価格で7000円弱(執筆時点)、という価格ながらさまざまな機能が搭載されているのは評価できるかな、と。肝心の動作については、レビュー等を確認する限りは入門用としては問題なさそう。ただし、着用時などの操作性に若干難ありかもしれませんね。
2016年1月発売の製品のため、iOSAndroid系の最近発売の主要なスマートフォンには対応しているもよう。圧倒的な価格メリットが魅力で筆者も購買意欲をそそられている一台です。


2)Pebble Smartwatch Black

次にピックアップするのはAmazon「スマートウォッチ」カテゴリ人気ランキングでナンバーワンのこちら。スマートウォッチとしてはもはやロングセラーとも言える本製品。日本語への対応をしていない点と液晶画面が白黒である点に不満がなければデザイン性も合わせてよいバランスといえるかもしれません。また、Pebbleはこれまで100万本以上が売れているので、着せ替えベルトなどの交換パーツも豊富なところはほかの製品にはない魅力といえるでしょう。ただ、ビジネスの場で着用するのはちょっとカジュアルかもしれませんね。

また、Pebbleはほかにもいくつかバージョンを出していて、以下の機種などはカラー対応もしているので、視認性は大きく向上しているもようです。


ちなみに、Pebbleのレポートは1年前ながら以下のページに詳しい記載があるので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

Pebble Smartwatch購入(鴨のいいカモです)
http://suzukima.hatenablog.com/entry/2015/03/18/002056


3)ASUSTek ZenWatch 2

2万円という上限ぎりぎりか、買うタイミングとベルトなどの組み合わせによっては2万円を超えてしまうものの、デザインと操作性のバランスがよさそうなのがZen Watch
基本、Androidとの連携に最適化されているため、iOSiPhoneでは一部対応できない機能があるようで、Wifi接続ができないため、ハンズフリーやリモートカメラなどが残念ながら利用できないようです。また、iPhoneをペアリングさせる場合、Android Wearというアプリ経由でおこなうことになります。

Android WeariPhoneでじっくり使ってみたよ:週間リスキー(ASCII.jp)
http://ascii.jp/elem/000/001/071/1071744/

また、Amazonのレビューや商品説明には記載されていませんが、初代から引き続き、「ウェルネスマネージャ」というアプリが搭載されています。加速度センサーとジャイロセンサーがあるため、歩数などのログを取得することができます。

総合的に考えると、Androidの方には値段、デザイン含めておすすめですが、iPhoneではWifiが使えないという致命的なポイントがあるのでおすすめしづらいように感じました。


4)Moto 360 Watch

個人的に今回調査した中で一番オススメしたいのが本製品。値段は3万円前後と今回の設定を大幅に超えてしまうものの、圧倒的な洗練されたデザインが魅力です。
シンプルな丸いフェイスにはMOMAニューヨーク近代美術館)の永久所蔵品としてコレクションされているBraunのような高級感が漂います。
セットのバンドもメタルからレザーまでいろんなパターンから選ぶことができるので、自分のテイストに合わせた一台を選択可能です。
スマートウォッチというとチープなイメージを与えがちですが、これはそのイメージを覆す一台と言えます。身なりに気を使いたい方には最適な一台だと思います。

基本、Android向けではあるものの、iPhoneでも全然利用することができるようですのでiPhoneユーザでも安心して利用することができます。これも先のZenWatch同様、Android Wearというアプリ経由での連携となります。

ちなみに、2015年12月に出たばかりなので価格は4万円くらいと少しお高めですが、下のMoto 360の第2世代もオススメです。

Moto 360 Watch【第2世代】

Moto 360 Watch 第2世代については以下のサイトに初代との比較もありますので参考にしていてはいかがでしょうか。

Moto 360 2rd(第2世代)発表!スペックと比較(Geek News JP)
http://geeknewsjp.com/moto360-2nd-generation-specs-comparison/



5)Sony SmartWatch 3 SWR50

今回登場の中で唯一の日本メーカーとなるSonyのスマートウォッチ。Moto 360と同様、2014年末のリリースながらAndroid Wear経由でiPhoneとの連携も可能なようです。
しかしながら、こちらもWifiが使えないようなので、できることは制限されるようです。以下のサイトにiPhoneとの連携について詳細に記載されているので参考にしてみてください。


iOS版「Android Wear」で「SmartWatch3」が「iOS」でも動くようになった!(ソニーで遊ぼう!)
http://blog.livedoor.jp/vaio_sony/archives/53210690.html

「SmartWatch3」はデザインが突出しているわけではなく、価格もそれなりにするので、正直なところ今回上げたラインアップでは見劣りしてしまうように感じています。
ただ、Experiaユーザとかはセットでできることがあるし、価格も2万円を切るので、使う価値はあるかもしれませんね。2016年に入って一気に本気モードになってきつつあるソニーさんだけに今後のスマートウォッチの動向には注目をしたいです。


<番外編〜買ったらNG系〜>
*)Haier Watch V1

中国の大手メーカーHaier製らしい、この機種ですが、レビューを見ると結構辛辣なコメントで埋め尽くされています。画像で見るデザインは一見、Apple Watchっぽいんですが、よくよく見ていくとチープさが否めないのが正直なところです。
おそらく実物はもっとチープのような気がします。また、使用にあたっての使いづらいポイント(日本語対応や電話対応など)もあるようなので、買ってしまったらダブルでショックを受けてしまうかも。。安くて一見デザインもいいし、家電で実績あるハイアールだし、と思ったら痛手を負いかねないように思いました。


まとめ
6機種のレビューをしてみましたが、個人的に一番魅力に感じたのはMoto 360でした。しかし、よりスペックが良くなっている第2世代は4万円弱、となるとApple Watch Sportsとそう大差ないのがツラいところです。海外メーカーが次々と参入していることもあるので、今後より価格競争が進み、そこそこいいモノが安く買えるようになるのでは、という淡い期待を抱いてしまいます。

結論としてはしばらく市場の様子見つつ、まずは1)のRIVERSONGを実験台としてみる、というのが今の時点での費用対効果良い判断かもしれません。
ということで最後にRIVERSONGをもう一度載せておきます。

Now On Tapの登場に思う、新しい検索の在り方

なにこれ、すごい。「NowOnTap」の動画を見た時の正直な感想だ。

Andoroidの最新OSマシュマロから実装されるらしい新機能、「NowOnTap」
どんな機能かは上の動画を見てもらうのが一番早道だと思うが、要するに、たとえばこれまではウェブの記事内やSNSアプリで気になったことについては以下のようなプロセスが必要だった。

1)検索エンジン(アプリ or ブラウザ)の立ち上げ
2)元のページからコピペやら、キーボードで入力
3)表示された検索結果から最適な情報を探す

しかしこの「NowOnTap」はそのプロセスが一気にラクになる。アプリ内で気になった情報がでてきたらホームボタンを長押しするだけ。たったそれだけでお好みの情報(に関するアプリの候補)を得ることができる。検索エンジンで詳しく調べていきたいときはもちろんそれも可能だ。

わざわざめんどくさい、1)のプロセスを経る必要なんかない。出てくる情報は食べログ、やクックパッドだったり、そしてもちろんGoogleの検索アプリ。おそらく、ユーザがデバイスにインストールしているアプリから関連性ありそうなものを候補として表示しているのだろう。


ウェブページ内での「NowOnTap」は候補を複数表示してくれるようだ。
もちろん、その表示される候補はユーザの履歴をベースとしているだろうから
自分の求めているものとちがう!ということは少なくなるように思う。


僕はウェブページを見ている時に気になったことを別タブ開いて検索かけて調べていくタイプのため、この機能は非常に魅力的に感じるし、SNSなどを頻繁に利用しているユーザも同様だろう。


そしてこの「NowOnTap」、Google Japan BlogでGooggle自らが「Now on Tap は、あなたの Android 端末をもっと便利にするための、最初の小さな一歩」と述べているように、本機能がOS標準となるということは、モバイルデバイスで取得できるあらゆる情報を元に、その状況に応じたユーザの求めるものを候補として表示していくようになるのだろう。

今回はあえてGoogle検索アプリを候補として表示しているが、一般的な固有名詞系のキーワードであれば検索結果を直接表示させることもできたはず。(たとえばWikipediaとか、ね)このあたり、既存のビジネスとの調整もあったんだろう。


今後の展開が楽しみですね。


<追記>
昨日、鈴木健一さんの海外SEO情報ブログにNow On Tapの記事が挙がっていて詳しいのでリンクしておきます。実際に利用した時のスクリーンショットなどもあり、より理解が深まると思いますので、チェックしてみてください。


https://www.suzukikenichi.com/blog/now-on-tap-available-in-japanese/

オンラインで接客、ライブエンゲージが当たり前になる時代がまもなく来る

本日付の宣伝会議さんからのメーリングリストで知った、ビームスの事例。



父の日のプレゼント、迷ったらチャットで相談—ビームス、初のオンライン接客を導入
http://www.advertimes.com/20150527/article193113/


父の日限定で、サイト上にチャット機能を設置するとのこと。

記事中にもあるが、実は2013年のクリスマスシーズンにも実施していたらしく、その時も2000件近くの相談があったとのこと。

1年近くの時間が経過して、今度はどうなるのだろうか。
おそらくそういった検証も兼ねての導入ではないか、と推測する。

そして、費用対効果が見込めたタイミングで、本格的にレギュラーサービスとして稼働。おそらくそんなところではないだろうか。


最近、仕事で海外のBtoB系サービスのサイトを調査するケースが多いが、そこではもはやチャット機能が当たり前、とっても過言でないくらい導入されている。

以下はイギリスの記事中にあったインフォグラフィックへのURLだが、なんと90%のユーザがビジネスに有効、という回答を出しているらしい(どういった層をターゲットとした質問かはわかりかねるが、、)

https://www.powwownow.co.uk/blog/wp-content/uploads/2013/03/CS_B2B-Infographic_Version1.0_RGB_SmallerStill1.jpg


もちろん、BtoB系でも、契約あたりのLTVが低かったりする商材と見受けられるものでは導入されていないが、USのサイトを調査している際に、オンラインマーケティング系ツールでもかなり多い印象を受けた。


よく出てきたのはこの会社のサービス

Olark
https://www.olark.com


上記サイトでも実際にチャットが設置されているので、試しに見てみるのもいいかも。


そして、日本でも導入は進んでいて、上記ビームスの事例を掲載していた宣伝会議さんの法人向けサービスサイトでは導入されていて、体験することができる。

どうやらトップには設置せず、下層の具体的な商材を扱うようなページのみ、表示しているようだ。
http://www.sendenkaigi.com/class/free_class.php


こちらは日本のChamoという会社のサービスを利用しているようで、先にURLを上げたOlarkのサービスにインタフェースも近い。

また、一方で「ライブエンゲージ」というキーワードでオンライン接客というサービス概念を浸透していこう、という動きもあるようで、アメリカではLive Personという会社が主導でやっており、日本でも幾つかの広告代理店が取り扱いを開始しているようだ。


自分もLPOが黎明期の時に、チャットをつけてみる、的なアイデアを考えていたことがあったが、当時のユーザのリテラシを考慮すると、非常に現実的ではなく、実施はしなかった。
しかし、今なら、もちろん商材によるが、そういった方法もありだと思う。

ネットの業界ではこういうことが繰り返される。
だから、今後もきっと面白いのではないか。

そう思う。

同居人からのシェアを受けて思うたこと

せっかく情報発信を続けていても、その情報発信がブランド構築の役に立たないこともある。そんなことを思わされた、我が家での出来事をご紹介。


SEO Japanと言えば、ウェブ業界で多少なりとも情報収集をしている人であれば知られた存在のウェブメディア。冠名の「SEO」にとどまらず、ウェブマーケ周辺からプロモーション、スタートアップまでさまざまな情報を発信しており、はてブでの人気記事にあがることも多い。


そんなSEO Japanの記事を同居人からシェアを受けた。


SEOを制する究極のリンク構築ガイド全12章
http://www.seojapan.com/blog/ultimate-link-building



僕にシェアをすることはそんなに多くないのだが、シェアしたい、と思ったほど、この記事の内容に強く共感したらしい。


そこから会話を広げてみると、どうやら同居人は特にSEOに興味があるわけではなく、ウェブ業界全般の情報についてFeedlyというアプリケーションを利用して収集し、日々インプットをしており、そうした中でこのページを見つけたようだ。


Feedlyで情報収集をしていることは知っていたが、SEO Japanも登録していることは知らなかった。まぁ自分以外のFeedの内容を見ることなどまずないと思うので当たり前といえば当たり前だ。


そんな同居人に、SEO Japanってどこの会社が運営しているか、聞いてみた。


「ん?SEO Japanって会社じゃないの??なんでそんなこと聞くの??」


思わず声を上げて驚いてしまった。
そして、なぜそう思ったのか、聞いてみた。



「だって、左上にロゴあるじゃん?SEO Japanという会社がブログサービスやってるって思ってた。」


そこから質問を重ね、同居人の思考プロセスを探ってみて、その理由が明らかになった。
どうやら、日々記事を重ね様々なところで目にする、ブログが有名なあの会社と同じように思えていたらしかった。



そう、LIGである。
http://liginc.co.jp/



グローバルナビゲーションに、「About」としてサービス説明があったのに、気付きもしなかったという。
フッターにロゴもあるけど、目にも入らなかったという。



興味がないものを人はノイズ、もしくはそもそも、情報として取得しない。
よく言われる話だし、認識していたつもりだけれど、
そんな至極当たり前のことを改めて実感させられた瞬間だった。



ちなみに、SEO Japanはアイオイクス株式会社の運営するウェブメディア。
そのことを伝えながら、改めて記事の最後に入っている社名とロゴを見せた。



「あー、このロゴね。ホントだ、アイオイクスだ。」
「◯◯くんが前に働いていたところじゃんw」


プロモーションって本当に難しい。
改めて、そう痛感させられた出来事でした。

Googleの検索エンジンロジックの変更から考える集客の本質

SEOやらウェブ制作の業界周辺でここのところ話題になっているのが、4月21日に実施する、とGoogle自ら公言している、検索エンジンのロジック変更。

検索結果をもっとモバイル フレンドリーに (Google公式ウェブマスターブログ)
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2015/02/finding-more-mobile-friendly-search.html


既にウェブサイト自体をレスポンシブ化しているところについては、改めて胸を撫で下ろしているが、そうではないところは非常にわたわたしているような状況、といったところでしょうか。


まぁただレスポンシブ化、もしくはスマホ専用ページ生成機能があればよい、ということでもないような気がするのですが、そこは本題ではないので、割愛します。



で、本題として大きく掲げた、「集客の本質」


今回のGoogle検索エンジンのロジック変更はそこを踏まえて考えると、将来的なところも含め、意図が見えてくるように思います。



ウェブサイトというメディアが出てきてから20年ちょっと。その間に集客の方法は直接流入検索エンジン経由、メディア・SNS経由、などなど、時々のテクノロジーや時流の変化に伴い、進化してきました。


トラフィックの量自体についても、大きく変わり、デバイスも小さなブラウン管モニター搭載のPCから気づけば、片手に収まるスマートフォンが利用できるようになるなど、
取り巻く環境は大きく変わってきています。そうした状況を振り返るに、今後も環境は大きく変わっていくし、集客の方法も変わっていく、その流れは普遍の真理なのではないでしょうか。


要するに、


環境の変化に適応できたものだけが勝者である、


という生物論と同じことが言える、と思うのです。


人間はどうしてもその構造上、過去の体験に基づいた判断をしがちで、それは生理的に仕方ないことでもあるし、やむをえないこと。
だからこそ、その前提に立って、もう少し大きな視野で時に考えてみる、そうした思考の訓練というか、切り替えを意識的にやっていく、ということが本質ではないか、と思うのです。


そして、そうした外部の変化に適応するためにも、


ちゃんとした「内部」を作り上げること。


「内部」とはすなわち、会社の場合は製品・サービスであり、そもそものその製品・サービスを提供することの根底にある、提供する価値、を磨き上げる、ということ。


自社の理念やビジョンと製品・サービスの間にひとつの太い芯を通していく、ということかもしれません。そして、そうしたことから見えてくる自身の価値をしっかりと、適切な表現方法でウェブサイトに掲載し、適切な方法で伝達をしていく。


それこそが集客の本質ではないか、と思うのです。



Googleの理念というところから思った考察でした。



P.S.
とまぁ偉そうなことを言ってますが、
実行していくのはホント、難しいですよね。。