いよいよ登場!3D表示搭載PC

昨年末からテレビモニターで徐々に製品がリリースされつつある3D市場。ついにその流れがPCにもやってきたようで、アスースが販売を開始したようです。



映像の立体具合は? アスースの3Dパソコンを試した!(By nikkei TRENDY net)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100519-00000005-trendy-ind
(リンク先はヤフーニュースになっています)


僕はゲームをほとんどやらない人間なので、3Dには当分の間用がない類とは思いますが、それでもどのように動作、表示するのかは非常に興味津々です。

どうやら専用のメガネを着用して楽しむとのコトで技術的な詳しいところはあまりわかりませんが、昨年末に公開されて話題になった映画「アバター」みたいな感じなのでしょうか。(とは言っても自分も劇場に行って体感したわけではないのですが)



メガネをかけないでも表示される3D(いわゆるホログラムみたいな)もあるようですが、撮影方法・文化なども含めると非常に予算も難易度も高いだろうことは想像に難くないのでこちらの技術は相当先になるのかと思われます。

まぁ、先のメガネを利用した3Dでも撮影には特殊カメラが必要だったりするらしいので、ゲームやCGアニメではない、いわゆる「リアル」な映像の3Dコンテンツにはもう少し時間かかりそうですしね。


ただ、10年前にはPCに3D表示の技術が搭載されることなど想像もつかなかったことを考えると、これから10年後にはそれがデフォルトになっている可能性もあるわけで、そういったことを考えると非常に胸が高鳴ります。

もし今後、テレビやPCでの表示が3Dが当たり前となってしまうような時代になったらコンテンツ製作スタッフだけでなく、撮られる被写体である俳優・女優の方々の撮影スタンスや見せ方だったりもこれまでとまた違ったものになるんではないでしょうか。どういうアクションをしたらより躍動感だったりリアル感をユーザーに感じてもらえるのか、なんて被写体側が切磋琢磨していたりしたら面白いですね。もしかしたらこれまでと異なり、より本質に迫れる演技ができる人にフォーカスが当たったりだとか。それこそ本質に迫っている感じですよね。


先のエントリーで情報の氾濫は感覚の麻痺や感覚を情報としてのみ処理してしまい、「感受性の喪失」につながるのではないか、というようなことを書きましたが、情報の活用方法、選択方法を身に付けることでこれもまた本質的なところへ迫っていけるのではないか、と。今回のエントリーを書きながらそう感じました。

もしかしたら前にも書いたかもしれませんが、
2010年に入って何かが変わり始めたような気がします。

ダーウィンの有名な言葉「変化をしなかった種が絶滅する」
的なことを忘れず技術の進歩と同期した成長があるといいなぁと思いました。