レコードクリーニング液レイカがスゴい!
まず、別にメーカーの宣伝ではないのであしからず。
以前、ディスクユニオンにて薦められるままに購入してしまった、レイカ&ビスコというレコードクリーニングの液とクロスのセットを数年間放置していたことを思い出し、使ってみることにした。
購入した時、「ホントに落ちます!」という売り文句についつい食指を伸ばしてしまったものの、心の中では「たいしたことないだろうなぁ」なんて思っていたこともあり、これまでずっと押入れの肥やしとなっていた。
で、先日の大整理の時に発見されたので、
週末の休みを使って大拭き拭き大会を決行!
で、結論から言うと、
「音が変わり過ぎて驚きました」
というのが正直な感想です。
埃が溝の隙間に入って絶望的だったあのレコードや、
あのレコードが次々と蘇ります!!
現在のブース環境が録音できない状況のため、Before/Afterが聞かせられないのがもどかしい限りですが。
例えば、どうしてもノイズが入りやすい、レコードの一番端っこのあたりのパチパチという音が磨いた後は「…(ほぼ無音)」てな状態へ。劇的に変わります。それだけでなく、音も膨らむ(というのが正しい表現なのかな?)、感じでそれまで以上に立体感とクリアさが出てくる感じです。
今回のこの衝撃を受けて、自分は時間をかけてでも
レコードをしっかりと磨いていこう、と心から誓ったほどですw
ただ、ネット上を見る限り、「そんな変わんねぇし」というような
コメントも散見するので、僕なりに編み出した拭き方をひとつ書きます。
※DJ用のターンテーブルで実施しているので、繊細なタンテの方はやめておいたほうがいいかもです。
1)まず、A液である程度の汚れはレコードを手に持ちながら落とす。
(その時の手はレコードの側面に置き、盤面自体には触れないように)
2)汚れ落としが終わったら仕上げのB液で拭く前にターンテーブルへ。
3)で、普通に針を落として再生。問題なければ仕上げB液で拭く。
4)で、再生してノイズがあまり減っていないようだったら、
ターンテーブルを回転させながらA液のついたビスコ(拭くやつね)を
盤面に押し付けながら汚れがあるという前提で拭う。
(盤面に押し付けるのは適度な強さで。回転が止まる場合は自身の指で軸の近くで回転させるといいと思います。)
5)で、針を改めて落として聞いてみる。
ビックリするくらいノイズがなくなっているハズ!?
※ちなみに、DJ用の針(例えばM44Gとか)ならば乗せっぱなしでも問題なし
要するに、手で縁を持ちながら拭くと、どうしても力をかけて汚れを落とせないので、たぶんビスコの本領を発揮できていない、というわけです。なので、ひとつの考えとしてはレコード拭く専用のタンテを安価で購入してその上で拭く、というのもありかも、と思ったほどです。
まぁ現実的には「スペース的に難しい」という結論になってしまうのですが、、
レコードの持っているポテンシャルを引き出すために盤面をきれいな状態にしておく、というのはピュアオーディオ派の人には当たり前だったりするけど、DJ系の人は軽視しがちだと思うので、まだレイカ&ビスコ使ったことない方はゼヒ騙された、と思って使ってみてください。(ただ、再生環境がそもそも、の場合は綺麗になってもその恩恵を享受できないとは思うけど、、)