Googleのウェブマスターガイドラインが更新

というニュースをディーボさんのメルマガで読み、Googleの公式ブログにアクセスしてみた。

誘導ページ(Doorway Page)はガイドライン違反です(Google Webmaster Central)
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2012/01/doorway-page.html


毎度のことながらタイトルが直球すぎるwww

これまで、SEO業者の多くが利用してきたと思われる誘導ページ(Doorway Page)、それに対して具体的に「ダメ!」という見解を出してきました。

個人的にはこういったページには強く嫌悪感を持っているので正直、「メシウマ」状態だったりもするのだけど、きっとこれら誘導ページを量産されてきた方々からすればたまったもんじゃないのかなぁ、と。



でもまぁ、昨今のGoogleのポリシー(というよりは昔からの理念を考慮しても)を考えてみればいつかはこういった違反になることは目に見えていたわけであって、まぁほとんどの業者は覚悟ができていたんだろうなぁと。そして、おそらくGoogleはそういった業者が必要悪としての存在として認めつつ、どうやってソフトランディングを図るか、を調整しているのではないかと思う。あくまで推測だけど。

でなければ昨年だかのパンダアップデートの時にもっと激しい様相になっていたはずであって。それをしなかったのは、業者にきっと時間的な猶予を与えてあげたかったのかな、と。結果的に様々なクライアントに対してウェブマーケティングの必要性を「認知」させてきた(様々な誤解含め、ね)、という業界への貢献は否めない事実だしね。

「なんだよ、Googleは神様かよ!」という突っ込みもありそうだけどw、結局検索エンジンというGoogleの土俵の上で相撲をとる限りはGoogleが神様なのは否めないし、神様が「おしまい」と言ったら身を引くのみなのかなぁと。


ただ、今回の変更によってじゃぁ全ての誘導ページがスパムと認識されるのか、というとそうではなくて。公式ブログでも書いてあるように「独自の価値」を持つことが重要とされているので、たとえひとつの目的に複数のページが向いていたとしても、それぞれに「独自の価値」があればスパムとはならないのではないかと。


例えば「沖縄 旅行」のサイトへの誘導ページを複数作るとして、とにかく「沖縄は暖かいよ」「ソーキそばうまいよ!」のコンテンツのみのサイトを複数ページ作って若干異なる写真を変えたとしてもそれは「独自の価値」とは言えないけど、例えば大学生向けの誘導ページ、30代カップル向けの誘導ページ、そしてフルムーン向けの誘導ページ、そういったものであればそれぞれそのページ上で形成するユーザのモチベーションも異なるわけだからそれぞれ独自の価値となる。


まぁ前にも書いたような気もするけどGoogleさんからの教えとしては、『今後のこともあるし、ウェブのサービス提供者もそろそろ広告的な観点からサービスを提供することをオススメするよ』、と読み取れるのだがいかがだろう??
まぁそれでもイタチごっこは続くんだろうけどね。
それでも少しでもインターネットのコンテンツの質が上がることを祈る次第です。。