ASO!? 山じゃないよ!レストランじゃないよ!App Store Optimizationのことだよ!


昨日のエントリーに引き続きおふざけタイトルとなってしまってますがご容赦くださいw


ASO(アプリストア最適化)は新しいSEOだ。そのためのツールが出現した


今日もソースはTechCrunchな訳で、なかなかに刺激的なタイトルとなっていますが、要約するとAdwordsやOvertureのキーワードツールみたいなものがApp Store用に登場、てことです。

そうなんです、ASOとは「App Store Optimization」のこと、つまりアプリストアの最適化、ということです。ただ、iOSApp StoreだけでなくAndroidアプリ対策も対応しているようなので、Apprication Search Optimizationのほうが個人的にはしっくりくるのですが。


iPhoneが発売された2007年当時からすると、こんなキーワードがうまれてくるなんて想像もできなかった訳だけど、Android Marketの開始のタイミングくらいからアプリが爆発的に増えていき、それこそ雨後のたけのこ状態になってしまった。上記の記事中にもあるけど、iOS用アプリで60万本、Android用で45万本、これだけあるとないサービスはないんじゃないか、というくらいではあるんだけど、今度は「本来ユーザに求められて然るべきアプリ」が見つかりづらい状態になってきてしまっている。まぁベンダー側から言えばユーザに見つけてもらいずらい状態、ということです。

それをこういったキーワードツールで見つけやすくしましょう、解決方法を提示しているわけだが、これって結局今のウェブと同じ道を歩んでしまいかねなく、根本的な解決にはなってないのかなぁと。

ビジネスの規模やスケール感は全然違うので比較にはならないけど、ずっと昔に大量の情報を集めていることを売りにしたサービスに携わったことがあって。その時に、「大量の情報を保有していること」は検索エンジン向けには優位だったけど(当時は、ね)、ユーザに対してはそこは売りにはならない、と痛感したものでした。

「質の高い情報」を「ユーザが把握できる程度」、というのがセオリーであって、そのサービスの利用ユーザごとに「どの程度の質を求めているか」、「どの程度の量を求めているのか」をいわゆるPDCA回しながら検証していく、というのが結局近道なんじゃないか、と当時は思ったけど、規模感が異なってくると、ステークホルダーなどとの兼ね合いやらなどがやたら複雑になるだろうからそういった前提もはまらないのかな。。

ちょっと尻切れトンボな感じではあるけどこの辺で今日は終わりにしたいと思います。