「リアルいいね!」プロモーション

昨日付のプレスリリースが出ていたらしい、サイバーエージェントと凸版の協業による「リアルいいね!」プロモーション。僕は少しキャッチアップ遅れて昨日のMarkezineの以下の記事で把握しました。


サイバーエージェントと凸版印刷、「リアルいいね!」プロモーション


Markezineの記事のみだとイメージが少しわかりづらかったので、サイバーエージェントのプレスリリースを見たところ、腑に落ちた。


サイバーエージェントと凸版印刷、「リアルいいね!」プロモーションで協業


要するに、野外イベントとかでよく使われるリストバンド的なものとかに、事前にFacebookアカウントを登録したIDタグを仕込んで、それを専用の端末にかざすことでFacebookの「いいね!」が送信されるとのこと。昨年だか、ルミネ有楽町の工事中の外壁にモデルの娘十数人分の大きなパネルが並べられて、その横に「いいね!」ボタンとカウンターが付いていて、今回のこのサービスもそれに近しいものなんだろうと思う。考え方としてはね。


ただ、ルミネ有楽町の場合はそのボタンを押してもそこにあるカウンターに反映されるだけで、自分のウォールにボタンを押した履歴は残らなかったけど、今回はIDタグを使うことでそれを可能にした、というとこかな。


専用の端末を使うことだったり、事前にIDタグにアカウント情報を入れ込んでおくことだったり、準備段階の負荷が少し高いのかな、と思う部分はあるけど、IDタグ持たせちゃえば新しもの好きのユーザはどんどん使うような気がするので、例えば若い子向けの展示会とかで使ったらきっと面白いことになるんだろうと思う。きっと将来的にはフェリカ対応してIDタグも必要なくなるような気もするし(まぁここはいろいろとややこしいことも絡んでそうだけど。。)


このサービスで一番の懸念点だと僕が思っているのは、専用の端末を使うこと。もちろん、貸出形式だとは思うので金銭的に〜ということはないだろうけど、そういった端末に依存することで身近にはなりにくそうですよね。数年前、おサイフケータイ使ったリアル向けの販促サービスが多く出た時期があったけど、結局その中で広く認知されているものって未だないような気がする。


あと、今年の年明けからも一部苦しめられている方々もいると思うけど、Facebookは結構頻繁に仕様変更をおこない、しかも事前に変更日がわかるわけではないから、ある日突然使えない!なんてことも起こりそうだな、とw

まぁ大手2社でやるサービスであるわけだから、こういった懸念点については全てクリアされているだろうとは思いますけどね。


こういったユーザがワクワクできるようなサービスがもっと出てくるといいなぁと心から思います。そして、そういったサービスをクラブ業界でも何かできないかな、なんて思ったりもするんだけど、予算的に厳しいのかなぁ。。