ポンパレやグルーポンのチケット期限が切れそうになる時に覚えておきたいこと

春先にいろいろとグルーポンやらポンパレやらで「お得なチケット」を購入したのだけれど、その後の毎日が終電ライフで消化しきれず残ったチケットをどう消化しようかと頭を悩ませているこのごろ。そして、たぶんそういった方は僕だけじゃないはず、という思いから本エントリーを書いてみます。


まず、前提として知っておきたいこととして、


ポンパレやグルーポンのチケットの期限が切れた場合、僕らが払っているお金は誰がボシュートするのか、というと実はお店側ではないのです。(←ココ大事!)


いろいろなところで書かれているので、このグルーポン系サービスのサービサー側の収益モデルについては、端的に言うとチケット売り上げのうち、幾らかのマージンを差し引いた金額をお店に支払う、という感じ。そして、お店側はどうやって売上を手に入れるかというと、チケットを買ったユーザがお店でそのチケットを利用したことが確認されてはじめてお店側にお金が支払われる、というもの。


ここまで書けば勘の良い方だとわかると思うのですが、お店はユーザが訪れてくれないと売上が入らない仕組みな訳で、要するに、もしお店にユーザが訪れることができず、そのチケットが期限を迎えてしまった場合には、グルーポン様やポンパレ様がその金額を丸々ゲット!できるわけです。


まぁ確かにお店側はお客さんが来たら売上が入るし、その来客のお手伝いをリスク無しでポンパレ様やグルーポン様がしてくれるので、非常にありがたい側面もあります。しかし、その一方でチケットが期限を迎えた場合、そのユーザが多ければ多いほど、チケット販売終了時に想定していた売上からマイナスとなる訳で、それこそ店の経営に影響を及ぼしかねません。しかも、期限を迎えたクレームについてはだいたい、まずはお店側に来るのでダブルで影響しちゃう、という感じ。(これはいくらユーザに周知したところで、やっぱり店側に言ってしまうのは防ぎようがないんですけどね)


なので、店側は期限切れに近いタイミングであってもフル回転させてでも、なんとかユーザに来店してもらいたい、と思っているわけです。(繁盛店は除く、ね)なので、期限が切れてしまったらもうそれこそ諦めなきゃなんだけど、期限切れが近いならば店側に相談すると、もしかするといいことがあるかもしれません。


いつに期限を迎える、どこのチケットとかを書いてしまうと、お店側に迷惑がかかるので防ぐけど、自分も以前、そういった感じでお店側に相談したところ、1週間程度期限を延ばしてくれたことがありました。他にも、ギリギリの週末に行こうとしたところ、すでに全時間満席だったので、翌週に振り替えてくれたり、とか。


自分も実際に相談してみるまではそう思えなかったんですが、考えてみればお店側はユーザが来店しないと売上にならないサービスなんで、よほどの繁盛店でない限りはなんとか来店してもらいたい、というのがお店側の心情ですよね。


ちなみに、サービサーの某社にいた人から聞いた話だけど、お店側に相談するのではなく、サービサー側に相談(?)する、という荒技もあるらしいけど、それについてはここでは割愛しておきますw


まぁ、何はともあれ、このグルーポン系サービスはお店を宣伝するためにあるサービスで、お店側はユーザの来店ではじめて売上が上がる、ということを知っているのと知らないのとでは天地の違いなので、本エントリーではそのことだけ頭に入れて頂けるとこの記事を書いたかいがあったのかなぁと思います。


このサービスがWin-Win-Winの三方良し、なサービスになっていくことを心から期待して。